アッバース朝のカリフの権威が弱体化しイラン系のシーア派ブワイフ朝がバグダードを占領しイラク・イラン地方を支配していた時代にバスラの法官の家庭に生まれ長じてバグダードの法官になったタヌーヒー(أبو علي المحسن بن علي التنوخي Abū Alī al Muẖassin b. Alī al-Tanūkhī:938~994 )が取り纏めた説話集「نشوار المحاضر nišwār al-muhādara (座談の糧)」を、華厳宗の僧侶・イスラム学者で 2004年から2007年まで奈良の東大寺別当・華厳宗管長を務めた森本公誠が和訳し「イスラム帝国夜話」上・下として発表したもの。 タヌヒーの原典は11巻あったが写本が残っているのは第1、2、3、8巻の4巻のみで、出品の上巻は第1、2巻の和訳になります。
アッバース朝のカリフの権威が弱体化しイラン系のシーア派ブワイフ朝がバグダードを占領しイラク・イラン地方を支配していた時代にバスラの法官の家庭に生まれ長じてバグダードの法官になったタヌーヒー(أبو علي المحسن بن علي التنوخي Abū Alī al Muẖassin b. Alī al-Tanūkhī:938~994 )が取り纏めた説話集「نشوار المحاضر nišwār al-muhādara (座談の糧)」を、華厳宗の僧侶・イスラム学者で 2004年から2007年まで奈良の東大寺別当・華厳宗管長を務めた森本公誠が和訳し「イスラム帝国夜話」上・下として発表したもの。
タヌヒーの原典は11巻あったが写本が残っているのは第1、2、3、8巻の4巻のみで、出品の上巻は第1、2巻の和訳になります。
出品の本は2016年12月16日の第1刷で出版後間もなく古書店で購入したものです。傷み等は殆どありませんが、帯がないので「やや傷や汚れあり」にしています。
本(函)のサイズ:縦22.0㎝、横16.2㎝、厚さ4.1㎝
重量:975ℊ
頁数:527頁
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