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総合評価： 6

商品詳細

約1億年前（98.89+/-0.62 Ma）に起源をもつ、恐竜時代のビルマ琥珀（バーマイト）の虫入りです。

体長4.5ｍｍの初めて見る奇妙な形態のコガネムシ上科（Scarabaeoidea）甲虫が含まれています。

コガネムシ科自体にもこのような脚の形態の現生種は散見されますが、触角の球かん部が小さいことや、背面から部分的に見えている胸のやや角ばった形状がクワガタムシ科の姉妹群とされる Diphyllostomatidaeあたりを第一印象として想像させました（コガネムシ類自体は出品者の収集の対象ではありませんので単なる印象にすぎません。念のため）。

左右両側から見えますが、頭部付近に小木片があり頭部が隠れています。研磨面に対して斜位なため背面からは現状頭胸部のみが見えます。コプロライト～小木片が多数含まれることからも、食葉性のコガネムシ科というよりも朽木などに生息していたグループの可能性があります。腹部は失われている訳ではなく、退縮するようなタイプと思われます。ホロタイプの指定には状態に難があります。

琥珀の大きさ：27ｘ18ｘ4ｍｍ
＃7133

画像1：甲虫右側面（画像上）、甲虫左側面（画像下）
画像2：甲虫右側面
画像3：甲虫左側面
画像4：甲虫背面
画像5：透過光
画像6：自然光・白背景
画像7：自然光・手のひら
画像8：自然光・白タイル背景
画像9：自然光・黒背景での蛍光反応
画像10：UVライト（375nm）照射時の青色蛍光

普通郵便に簡易書留をつけて発送いたします。

最近の処分できないものが10件程度集まれば、この標本はオクで5000円くらいから出品の予定にしております。