ニルバーナへの道　瞑想のためのタンカ　肉筆　お香オマケつき　ネパール製 絵画/タペストリ

これはネパールの仏教画のタンカです。ネパールの絵師の友人の工房の作品ですが、細かなところまで繊細な筆で、とても美しいです。
自然由来の顔料を使い描かれ、綿布に何層にもチョークに近い液を塗り重ねて作るキャンバスにより、直射日光に当てなければ10年しても色褪せないと言われます。金泥がキラキラ輝き、美しいです。

少しですが、ネパールのお香をおまけに入れさせて頂きます。

このモチーフは、わたしがタンカに恋したきっかけとなった作品です。物語性があり、見ていて楽しくも教訓もあります。

「ニルバーナへの道のり」というタイトルですが、瞑想により心の平穏を得ることができるプロセスを表してます。人生にも通じる内容で人間は心のしもべにすぎないことを表しているんです。

人間は、このタンカでは猿やウサギが表す様々なことがらに心が惑わされてしまい、心=象をコントロールでかきないことが、右下から途中の段までは象が猿の後にいることで表されてます。
上がるにつれそれ猿が象の後に続くようになり、象も猿も白くなってます。白は悟りを表しており、自律していく様を描いてます。

道のり=心のコントロールを完全にする方法、各段は、下から聴覚、熟考、注意力、覚醒、親しみやすさを意味するそうです。

タンカに次のようにシンボルが色々描かれています。その意味がわかると、このタンカの重みを感じます。

象：わたしたちの心
猿：情緒を乱すもの
ウサギ：心の揺らぎ
僧侶の持つ棒など：心の制御
僧侶の持つロープ：注意力、記憶
僧侶 : わたしたち自身

他のものも意味を持ってます。
布（触覚）、果物（味覚）、香水巻き貝（匂い）、シンバル（聴覚）、鏡（見る）。これらは五感を刺激して心を乱すもので、下段にはよく登場してます。

【サイズ】
およそ43cm x 33cm

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絵画の種類···水彩画
形式···掛け軸・掛軸
主題···宗教・神話
主な画材···アクリル絵の具

商品の情報