Eermenegild Zegna 色気漂う肉厚なピュアカシミア　ベルトコート ステンカラーコート

数多あるコートスタイルの中でも、一際色気がございますのは、やはりベルトスタイル。細身なぞは野暮ですねえ、やや大ぶりでたっぷりとしたフォルムこそ、その魅力は増すものです。キュ！と締め上げた時の、そのフォルムのコントラスト、たっぷりとした生地から生まれますドレープ感、これぞ紳士のコートスタイルでございます。
さてさて、こちらはまさにそんな雰囲気を持ちますゼニアのコートでございます。極上の肉厚なゼニア製カシミアをたっぷりと使い、イタリアメイドで仕立てております。実はこちらウェイトはあるものの軽い仕上がり。裏地を袖だけにした単仕立ての粋なコート。さっと羽織る、そんな言葉がしっくりきます。裏地がないですから、表も裏もカシミアに包まれるような、なんともホッコリとします着心地。肉厚なカシミアの手触りもまた実に心地良い。なだらかに美しい曲線を描くラグラン袖ではございますが、昨今のようなコンパクトさは微塵もなく、50〜60sのジェントルマンスタイルのように、グラマラスで凛々しきフォルムをしております。それをウエストでしっかりと締め上げて着こなしますから、これまた堪りません。後ろ姿まで美しいんでございます。もちろん毎度の親父カスタムしております故、見頃、袖口のボタンホールは職人の手縫い仕上げ、実に良い雰囲気出ております。こちらは着用感ございます。目立つような汚れはございませんが、襟、袖口、ポケット、前立てなど、各所ヘムに生地スレがございます。袖口は特に擦れが大きくございます。袖口の裏地にやや薄汚れございます。品質タグも印字が消えております。ヴィンテージ 、古着好きな方ならば、かえって良い雰囲気ですけども、美品をお求めの方はご遠慮下さいな。しかし赤峰さんのコートではございませんが、スーツ同様、コートもまた着込まれて、擦れが出始めるころ、着なじみ、着心地もまた格段に良くなってまいります。これからも着込むたびに、より風合い、着心ち共に増してまいりますよ。細かな事は気にせず、紳士のスタイルを堪能したい方、是非。やはりゼニアのカシミアコートは、色気と気品がございますねえ。
中古品ご理解の上、ご検討下さいな。細かな毛先ゆえ、小さな埃の付着はお許しくださいな。

サイズ　48
身幅60 裄丈88 着丈117
フロント　比翼仕立て
素材　ピュアカシミア
色　黒
イタリア製
参考仕立て代　￥35万程

商品の情報